子どもが生まれることを子が授かるとか、子を恵まれたとか言います。両親がつくったものではない。神さまの思し召しで、そのみたまを授けて生まれたのだという意味です。「人は神の子」という日本民族の伝統的な考え方に根ざしています。そこで初めて神社に御挨拶するお祭りが初宮詣(お宮参り)です。誕生後、およそ30日を過ぎた頃になりますと母親の健康も回復してきますので、良い日を選んでお詣りをします。里方から送られた祝着をつけ、おばあちゃんに抱かせてお参りし、健やかな成長と幸せをお祈りしましょう。
宮参りは、生まれた日を含め
男児32日目、女児33日目となっております。